【ハチミツクラブ】
2013年に養蜂を始めました。
きっかけは養蜂をしている知人の姿に惹かれた事、新しい遊びを見つけた!そんな軽い気持ちではじまりました。
自分が作った巣箱に、初めてニホンミツバチが住み着いてくれた時は本当に嬉しく、毎日のように巣の成長を観察していました。
最初に覚えた知識はニホンミツバチの蜜は百花蜜と呼ばれ、半径2キロのあらゆる植物の花粉を集めて作られるという事です。

それからはいろんな気づきがありました。
働き蜂は後ろ足に花粉を付けて巣箱に帰って来ること。
黄色の花粉、白い花粉、オレンジ色の花粉、季節ごとに様々。
なんとなく見ていた野山で常に、植物が芽吹いていること。
集めるのが得意な奴と苦手な奴がいること、さぼって遊んでいる怠け者もいること。
そんなミツバチ達が花を求めて森のすみずみを動き回り、花粉を運ぶことで、植物の受粉を手伝っていました。
生きるという事がそのままこの土地の風景を守ってくれているということを知りました。
何も汚すことなく、ただ甘い蜜をためている。
半径2キロの世界を甘く伝えてくれていました。
熟成し深みのある蜜、採れたてでフレッシュな蜜、季節ごとに様々です。

巣の形状も六角形が連なっていますが、均一ではありません。
よく見れば不揃いな繋がりの中に、卵を産み、蜜を溜め、子孫を繋いでいく構造がありました。
採蜜した後の巣は溶かし、蜜蠟として様々な用途があります。

なんとなくの興味が目に映る景色を色濃く、暮らしを豊かにしてくれました。
こんな出来事を樂久登窯の器と食で、楽しく表現していきたいと思います。

rakutogama book【ハチミツクラブ】
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