【山から海へ】
2017年 初夏。家族で小さな菜園を始めました。
家前の荒山の一部を耕して、農家さんが何年もかけて継いできた貴重な種を蒔きました。
初めて自然農法で育てたのですが、見事に成長してくれて、夏にはルッコラ、カーボロネロ、ケール、紫インゲン、ディル、マスタード、トマト、ナス、などなどいろんな野菜を楽しむことができました。
僕の目には荒れているように見えた山も、実は栄養をしっかりと蓄えた豊かな山だったのかもしれません。
夏野菜も終わりを迎え、種とりをしている時、不意にスパイシーな香りに包まれハッとしました。
野菜を収穫した後に残る種の一部はスパイスになるということ。
言われてみれば当たり前の話かもしれませんが、いざ、目の当たりにした時の驚き。
今年はもう終わりだな〜、と、思った側から始まる興奮。
日常に潜む細やかな喜びが、極上の物語として飛び込んできました。
早速、我が家は自家採取スパイスを使ったカレー作りにのめり込み、カレーが似合う器作りにも力が入りました。
山の栄養の一部は雨と共に海へと流れていくそうです。
海が豊かという事は山が豊という事。
全ては繋がっている。
そんな大きな流れの中に存在しているほんの小さな一コマに、一喜一憂しながら暮らし、器作りと結び繋げていけたら幸いです。

rakutogama book【山から海へ】

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